読書アウトプット1📖
認知科学者、苫米地英人さんの地球にやさしい「本当のエコ」を読みました。面白かったです!!!
、、、っていう小学生みたいな感想は置いておいて、ちょっと真面目に考えさせられるような内容でしたのでアウトプットさせて頂きます!
今年の1月に菅さん(前首相)がCO2削減のためにガソリン車の新車販売を2035年までにゼロにすると発表した。
EV(電気自動車)は簡単な作り(ガソリン車と比べるとパーツが少ない)になっていて、それだけを販売する形になると、自動車関係の職業の人から大量の失業者が出るそう。(僕もそれ系の仕事。他人事ではない泣)そして日本の自動車会社の利益が大幅に減ると日本の経済は壊滅的な打撃を受けることになるそう。
そして、まさかのEVはエコじゃないらしい。
「Well to Wheel」「井戸(油田)から車輪まで」という考え方。
自動車のCO2排出量を石油を採掘するところから車輪を回すまでのすべての部分で見ていこうというもの。
これに対するのが、「Tank to Wheel」 「燃料タンクから車輪まで」という考え方。
自動車の生産や燃料の採掘•輸送などに関わるCO2排出量は計算に入れないというもの。
例えばEVは「Tank to Wheel」で見れば、確かにCO2は出ない。しかし、生産過程において排出される、特に電池の生産で多くのCO2が排出される。さらに、充電した電力で走るので、発電時のCO2排出量も計算に入る。それらをすべて計算に入れるのが「Well to Wheel」で見たCO2排出量です。
2019年5月に発表されたマツダの論文では、ガソリン車とバッテリー電気自動車とで、自動車生産に関わる1台あたりのCO2排出量を比較すると、
ガソリン車→5493kg-CO2
バッテリー電気自動車→12267kg-CO2(うちリチウムイオン電池6337kg-CO2)
6774kgも多い結果になったそう。
マツダの論文によれば、バッテリー電気自動車のCO2排出量がガソリン車より少なくなるのは、それぞれが約11万km走ったあとだそう。しかも、約16万kmでバッテリー電気自動車はバッテリー交換が必要(もちろん、ガソリン車も鉛バッテリーの交換が必要だが、それは計算に入っている)バッテリー生産時のCO2排出量が大きいため、ここで排出量の合計に再逆転が起こる。つまり、電気自動車がバッテリー交換ををすると、再度、ガソリン車のほうがCO2排出量が少なくなる。そして、これは走行距離20万kmになっても逆転しない。
多くの人は10万km前後で買い替えを考えるでしょう。10万kmを超えた中古車を新たに買う人もなかなかいないでしょう。
と考えると、ガソリン車のほうがエコ。
しかも、経済面で貢献。
個人的にも日本的にもガソリン車
のほうが良いと思いました😊
あと、苫米地さんの提案だと林業を復活させると良いらしいです。若木を植えて人工林をつくる。木は光合成をするので水とCO2を吸収して
炭水化物と水と酸素を作る。大きくなった木はCO2を吸収しにくくなるので建物の木材、薪ストーブ、ぺレットストーブで使う。(木材を燃やしても吸収したCO2までしか排出されない)というものがあるそうです。
長い、、長過ぎる。。
ほんとにすいません。
お読み頂きありがとうございます🙇♂️
アウトプットは最強のインプット!!
また本読み終わったら書かせて頂きます。