読書アウトプット11📖
こんにちは🌞おひとりさまです!🙋♂️
今回は(本書を書いた時は)89歳の現役精神科医である中村恒子先生の心に折り合いをつけてうまいことやる習慣を読ませて頂きました。僕が精神的に救われた10個の教えをアウトプットさせて頂きます!
1.「お金のために働く」でええやない。
人間が働く原点は自分が食べていくお金を稼ぐため。「生きがい」とか「己の成長」は自分をちゃんと食べさせられるようになった後に考えること。人生は長いから大丈夫。
2.仕事が好きじゃなくても全く問題ない。「やらないよりやったほうがマシ」くらいのほうが続けていくにはちょうどいい。
たいてい職場の人間関係が仕事を嫌いにさせる。そんな時に「やらないよりは、やるほうがマシ」くらいのモチベーションが仕事を無理なく続けるコツ。
3.「幸せでなければいけない」と、思わないほうが幸せ、余計な荷物はおろしていく。
たいていの場合は幸せの判断は「他の誰かと比べて自分はどうか」ということ。「こうあらねばならない」と思い込んでることを「そんなことないかも?」と軽く考えてみることが大切。
4.人を変えることにエネルギーを使わない。「自分が快適に過ごす方法」にエネルギーを使う。
どの環境でも嫌な人は必ずいる。結局、どこに行っても一緒で、100%満足できる環境はない。だから大事なのは「今いる場所でどうしたら己が快適に過ごせるのか」を中心に考えること。嫌な人には意識を向けないで、楽しい人に意識と時間を向ける。
5.情は執着の証。自分は自分、他人は他人。我を押し付けると相手も自分も辛くなる。
どこまで行ったって、人は一人。情は一見いいものに見えるけど、見方を変えると他人への執着で、こちらの身勝手さの証でもある。
6.垣根なしに弱音をさらけ出せる話し相手がいるかどうか。それが元気になれる一番の秘訣。
アドバイスや妙案はいらない。自分と同じところまで降りてきてくれて、話を聞いてもらえるだけで人はちょっと楽になるもの。
7.先のことは心配してもわからない。目の前のことが疎かになっていないか?だけ気にかける。
人は先のことをあれこれ考え過ぎてしまうから不安になる。暇だと悪いことを考えてしまうから、今、一番しなくてはいけないことをすると良い。
8.うまくいかないことが続く時は立ち止まってはいけない。立ち止まると先に進めない。
人生は山あり谷あり。自分だけがそうなのではなく、人生そういうもの。立ち止まってしまうことなく、日々の生活をたんたんとすること、今までの人間関係を普通に続けていくことが大切。「うまく行かないけどぼちぼちやる。」くらいの気概でいい。
9.仕事の質は中途半端で大いに結構。途中で投げ出さないことが一番大事。
完璧を目指して挫折するよりも、不細工な形でも続けていくことのほうが大事。「このくらいまでは」を下回らなければ、あとはなるようになる。
10.孤独死、大いに結構。死に方をあれこれ心配してもしょうがない。
世間では孤独死がみじめだとか可哀想とか騒ぎ立てますが、孤独死するってことは家族に介護の苦労もかけず、病院で医療費も使わず、誰にも迷惑かけずに死んだってこと。こんなに立派でスッキリした死に方は他にない。
本書を読んで、人生もうちょっと気楽で良いんだな〜と思えました。紹介したことの他にも中村恒子先生の89年の人生で培った心を楽にする考え方がたくさん詰まった一冊なので今の人生に苦悩している人には是非読んでみて欲しい一冊です。
お読み頂きありがとうございます🙇♂️
人は一人。孤独死は立派。
たんたんと生きていくのが一番楽かもですねw