おひとりさまによる日記

おひとりさま社会人による、本のこと、お金のこと、日常のあれこれを綴った日記。

読書アウトプット23📖

こんにちは🌞おひとりさまです!🙋‍♂️

 

今回はSHOWROOMの社長である前田裕二さんメモの魔力を読んだのでアウトプットさせて頂きます!メモの魔力を手に入れて無敵の自分になっていきたいと思います!!

f:id:ohitorisamadesu:20220501095154j:image

◯メモを「第2の脳」として活用する

筆者が狂ったようにメモをとる最大の理由は時間が限られている人生の中でより本質的なことに少しでも多くの時間を割くため。本質とは何かというと、クリエイティブで新たに知的生産につながる思考や自分にしか思いつかないような代替不可能性の高い思考のこと。

 

◯記録ではなく、知的生産のためにメモをとる

メモには「記録するためのメモ」と「知的生産のためのメモ」の2種類がある。もちろん、「記録するためのメモ」はファクト(事実)をファクトのまま伝えるときに大いに役立つけど、「知的生産のためのメモ」をとることがとても重要。人間にしかできないことに集中するためにメモを活用して、ファクトを新しいアイデアや付加価値にしていくことを意識すると良い。

 

◯筆者にとってメモは「生きること」である

ビジネスに限らず、筆者から生まれ出るほぼすべてのアイデアは、ふだん無意識に通り過ぎてしまいそうなことに目を向けて、逃げずにそれらを「言語化」することで生まれている。この知的生産の過程を「メモ」と呼んでいる。

 

◯メモによって鍛えられる5つのスキル

①アイデアを生み出せるようになる…メモをとると、たくさんの「いいこと」が起きるが、これは実際に体感してみないとわからないこと。

②情報を「素通り」しなくなる…人は思った以上に情報を素通りしている。例えば、5分の間に、自分が今、理解すべき大切な情報を三つ話したとしても、実際は一つしかキャッチできてないことがほとんど。それによって相手との溝やすれ違いが生まれしまう。しかし、きちんとメモをとる習慣を身につけると、自分にとって有用な情報をキャッチするためのアンテナの数が増え、情報を漏らさずキャッチすることができる。最初は「すべてメモしてやる!モード」でメモをとりきると良い。

③相手の「より深い話」を聞き出せる…紙のメモはコミュニケーションツールとしても極めて優秀。相手と話す際にメモをとることで相手に熱い想いが伝わり、より深い話を聞き出せるようになる。

④話の骨組みがわかるようになる…メモをとることで話の全体像が常に俯瞰で見られて、今どの話題を、どんな目的で、どこまで話しているのかを把握することができるようになる。メモをとるためには、「何をどこに書けばいいのか」を必然的に考えなければならないので、メモを通じて、「今、どこの話をしているのか」という構造化能力が自然と上がる。

⑤曖昧な感覚や概念を言葉にできるようになる…メモをとるためには「言葉にして」ノートなどにアウトプットする必要がある。メモを癖にすれば言語化する能力が上がる。「すごい」や「やばい」といった簡単な形容詞で片付けてしまったり、通り過ぎてしまったりしている感動を、何がヤバいのか、どうすごいのかと言語化することで思考がどんどん深まっていく。

 

◯アイデアを生み出すメモの書き方

筆者はメモのノウハウを伝えたいわけではない。何か目的を持って、日々、あらゆる情報に対して、アンテナを張り、そこから何らかの知的生産を行う意識を持てているかどうか。この、弛まぬ知的好奇心と知的創造に対する貪欲なスタンスを基本姿勢として身につけてほしい。

 

◯最強のメモ術のフレームワーク

筆者のメモ術のエッセンスはシンプルに3点。

①インプットした「ファクト」をもとに、

②気づきを応用可能な粒度に「抽象化」し、

③自らのアクションに「転用」する。

 

◯「SHOWROOM」もメモから生まれた

筆者は両親を幼いころに亡くし、小学生のころから駅前でギターの弾き語りをして日銭を稼いでいてその時にメモしていたことからSHOWROOMが生まれた。

SHOWROOMというビジネスも「ファクト→抽象化→転用」というフォーマットによるアイデア創出の影響を大いに受けている。

・ファクト…カバー曲を歌うと、オリジナル曲のときよりも立ち止まってもらえる→立ち止まってもらった人のリクエストに応えると、ぐっと仲良くなる→そうして仲良くなったあとにオリジナル曲を歌うと、もっとお金がもらえる。

◎抽象化…仲良くなるには、双方向性が大事。人は「うまい歌」ではなく、「絆」にお金を払う。

☆転用…双方向性があり、絆が生まれる仕組みをネット上に作る。

それによってアーティストが自分の力でリアルよりも効率的にファンを増やし、お金を稼ぐことができるようになる。

 

 

正直、この本を読むまで、メモなんてめんどくさいし、書いても字が汚くて読めないし、たいして意味がないと思っていたんですが、この本のエッセンスを参考にメモをとるようにしてみたら、頭が軽くなり、なんとなくいい感じです!何か浮かんだらすぐメモ!気になったらすぐメモ!を習慣化して脳を軽快に使っていき、いいアイデアを探していきたいと思います。

本書はここで書いた本質的なこと以外にも細かなメモのノウハウやいろんな事例、自己啓発ノウハウなども書かれていて、とても読み応えのある一冊だったので気になった方は必ず一度読んでみることをオススメします!

 

お読み頂きありがとうございます🙇‍♂️

メモ魔になって、良いアイデアをどんどん生み出せる自分になっていきます!!